本日(29日)の見通し（09:44）

	おはようございます。ここからは玉川がお送りします。昨夜はニューヨークダウ１６５．２６ドル高、ナスダック２７．７０ポイント高となったことにささえられて材料難の中をドル／円はレンジ内ながらも上伸しました。しかし１２０円台後半のカベが厚く、また東京タイムが休日のため取引量が薄くなることもあり結局はレンジ内での推移という感じですね。しかし東京タイムの休日も取引量の薄い時は往々にして値が飛ぶこともあるので油断はできません。 　さて本日の見通しは 《ドル／円》 上昇への転換点は120円54銭～59銭、ここを上抜けた場合本日の上値目標は①120円74銭～84銭、②121円04銭 下落への転換点は120円34銭～39銭、ここを下抜けた場合本日の下値目標は①120円09銭～19銭、②119円89銭 《ユーロ／円》 上昇への転換点は132円41銭、ここを上抜けた場合本日の上値目標は①132円53銭、②132円68銭～71銭、③132円86銭 下落への転換点は132円15銭、ここを下抜けた場合本日の下値目標は①132円02銭、②131円72銭～85銭、③131円42銭 《ポンド／円》 上昇への転換点は191円46銭、ここを上抜けた場合本日の上値目標は①191円63銭～66銭、②191円85銭～98銭、③192円33銭 下落への転換点は191円15銭、ここを下抜けた場合本日の下値目標は①191円03銭、②190円70銭～85銭、③190円33銭 《豪ドル／円》 上昇への転換点は74円60銭、ここを上抜けた場合本日の上値目標は①74円75銭～78銭、②74円89銭 下落への転換点は74円40銭、ここを下抜けた場合本日の下値目標は①74円29銭、②74円18銭、③74円07銭 ・・と見ています。ドル／円は３０分足で見ると一目均衡表の先行スパンの雲の中にあり、８時過ぎに５２先行スパンの１２０円４８銭を上に抜けかけましたが、結局そこに撥ね返された格好です。この５２先行スパンの１２０円４８銭は１５：３０くらいまで続く見通しでここで撥ね返されると欧州タイムまで１２０円半ばが重くなりそうです。その下に控える２６先行スパンは１２：３０くらいまでが１２０円１７銭～２０銭、それ以降は少し切りあがって１２０円２５銭～２７銭が１６：３０くらいまで続いています。６０分足も同様で１２０円３５銭～５１銭の先行スパンの中にあるので、東京タイムに動きがなかったとしても欧州タイムでこの１２０円２０銭～５０銭のレンジをどちらに抜けるかで本日の方向がでてくるのかもしれません。 　ユーロ／円は３０分足では昨夜の２０時以降先行スパンのサポートを割り込み、６０分足でも０：００～６：００まで５２先行スパンのサポートに沿うように支えられてきましたが、７：００以降割り込んできているようです。下方転換点の１３２円１５銭を割り込むようだと１３２円割れである下値目標②をつける懸念もありますが、東京タイムでそこまでの動意を見せるかは難しいかもしれません。下方転換点を割り込まずに反転しても２１：００まで続く６０分足の５２先行スパンの１３２円３０銭、１３：００以降の３０分足の先行スパンである１３２円４４銭～５３銭、６０分足２６先行スパンの１３２円６０銭～６９銭が上値をおさえる抵抗になりそうです。 　先週１９２円３９銭まで驀進したポンド／円は６０分足の先行スパンのサポートを割り込みそうな気配です。下方転換点の１９１円１５銭を維持できなければ日足の先行スパンの抵抗に撥ね返されるような格好にもなるので１８９円半ば～１９０円前半までの調整となるかもしれません。ただポンド／円という悍馬はヘタな予断をもってあたると手痛い敗戦を強いられるので買いポジションの利食い売りはともかく新規売りは慎重にいった方がいいかもしれません。 　豪ドル／円は９：００以降ジリ高を辿っていますが、まだ上方転換点を突破してはいないですね。こちらは３０分足、６０分足ともに先行スパンの上に位置しており３０分足の５２先行スパンである７４円３１銭や２６先行スパンの７４円４４銭～４７銭が目先のサポートになりそうです。上方転換点を突破してきたときは上値目標①の７４円７０銭～７８銭を指向してくると思われますが、これも東京タイムではなく欧州タイムに入ってからかもしれません。