NY円、116円を挟んだ動きに
3日のニューヨーク外国為替市場の円相場は急速に円高が進み、午後5時現在、前日比65銭円高ドル安の1ドル=115円85-95銭をつけた。
ユーロは同時刻現在、1ユーロ=1.0840-50ドル、125円65-75銭。
米国の株高を背景に、取引開始後はドル売りが優勢となり、116円前半まで円安が進んだ。しかし、その後116円を挟んで断続的に115円台を試す展開が続いた。
日本の株高を背景に本格的な景気回復を期待する流れから、円買いの圧力が強まっている。市場筋は「日銀の介入に対する警戒感は強いが、投資家は急速に円買いに傾いており、しばらく115円台を試す動きとなる」(邦銀筋)とみている。(共同) |